ノルディックトーン
カトリーネ・マーテンセン−ラーセン

インテリアスタイリスト、デザイン会社オーナー。彼女の家はブルー、グリーン、グレーの3色がメインカラー。寒色なのでクールな印象ですが、とてもエレガントでノルディックな雰囲気。リビングの中にたくさん持ち込まれた自然の素材がノルディックな雰囲気を演出しています。ポイントはフランス製のヴィンテージ食器・カトラリーのコレクションと、鳥の剥製です。

Posted at : February 18, 2016

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Q.あなたのクリスマステーブルセッティングのテーマは何ですか?

A. 今年のテーマは落ち着いた、クールなノルディック調を基本にしています。全般にわたって使用しているのはブルーグリーンです。この色は隣のリビングルームの壁にも使われていて、家全体で統一感を持たせています。それはまた、ダイニングテーブルに置いている古いイームズのサイドシェルスの色でもあります。この椅子の色は「シーフォーム(海の泡)」と名付けられていて、その色と自然素材の組み合わせが私の今回のテーマとよく合っていると思います。


Q.どこからインスピレーションを得ましたか?

A. スタイリングの仕事先で見つけた、美しいクリーム色のフランス製テーブルウエアです。ソースポットと脚付サービングボウルの形の美しさに一目惚れし、気づけばそのテーブルウエアをフルセットで購入していました。それを今回のテーブルセッティングに使いたいと思ったのです。

テーブルウエアがヴィンテージなので、テーブルも年季の入ったものをクロス無しで使うのが良いのではないかと考えました。クロスを使わない代わりに、椅子とキャンドルと同色の上品なナフキンを使うことにしました。キャンドルは麻ひもでまとめてオールドスタイルな雰囲気に。テーブルの中央には球形と鳥形のオーナメントと黄色いクラスペディアの花部分をワイヤーで吊るしたcurly willowの木(ヤナギの一種)を据えました。ヤナギが倒れないようにガラスの花器は松ぼっくりでいっぱいにしました。そして最後の大切な仕上げとして、テーブル中央に鳥の剥製を置き、ナフキンに添えた小さな鳥たちのさえずりがゲストを迎えてくれるようにしました。私はこうした小さなストーリーを語るのが好きです。子どもたちにとっては特にこのような物語は心地よく、神秘的な思い出になると考えるからです。


Q. あなたはクリスマスイブをどう過ごしますか?

A. ここ数年私たち夫婦は、どちらかの家族とともにこの家で過ごします。主人は素晴らしく料理上手なので、キッチンの全てを担当します。私はヒュッケなデコレーションやテーブルセッティングが担当です。私たちはまずコーヒーを、そのあとはワインを飲みながら、そして新旧のクリスマスソングを聴きながら作業します。そして午後になるとゲストたちがやって来ます。


Q. あなたは誰とクリスマスイブを過ごしますか?

A. 私たち夫婦は一年おきにそれぞれの家族をこの家に招待します。私の甥・姪の中で一番小さな子はまだ3歳なので、私側の家族と過ごす年はとても賑やかなクリスマスです。一方、主人側の家族の中では私たちの子どもが一番若い年齢です。彼らは12歳と15歳なので、皆と同じテーブルについて食事を楽しむことができるようになりました。息子は長年、クリスマスプレゼントにレゴをリクエストしていたので、以前は家中にブロックが散乱していましたが、今はそれも解消されてホッとしています。


Q. クリスマスのメニューはなんですか?

A. 私たちはいつも、ゲストが来たらまずサーモンサンドイッチと白ワインを出します。クリスマスの日のメニューは、定番のアヒルのローストと豚のロースト、ブラウンソース、バターと砂糖でキャラメリゼしたジャガイモ、赤キャベツ煮のオレンジ添え、そしてこれに母特製のセロリとフルーツのサラダが加わります。デザートはもちろんアーモンドミルク粥です。(訳者注:デンマークではこのデザート粥の中に、一粒だけ刻んでいないアーモンドを忍ばせます。そしてこのアーモンドが当たった人はプレゼントがもらえるという習慣があります)


Q. クリスマス当日、特別に習慣にしていることがありますか?

A. 24日の午前中は、公園に犬と散歩に行くことがとてもいい習慣になっています。近年私たちは教会に行くよりもこの散歩のほうが気持ち良く好きなのです。


Q. ダイニングテーブルと椅子はどこで手に入れたものですか?

A. テーブルはイギリスのMULBERRY HOMEのものです。以前、同社で働いていた時に購入しました。椅子は古いイームスチェア。こちらもイギリスにいた当時に購入したものです。


Q. テーブルセッティングに使用したものは何ですか?

A. クリーム色のフランス製ファイアンスのテーブルウエア、古いワイングラス、シルバーのカトラリー。これら全てはコペンハーゲン郊外のFarumにある店で購入しました。ナフキンはBroste Copenhagen社の生地で作りました。キャンドル、花、curly willowの木はフラワーデザイナーTina Sandegaard氏から買いました。鳥の剥製やアンティークのオーナメントはコペンハーゲン郊外のSkovshoved Havnのクリスマスマーケットで手に入れたものです。

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